スニーカーのライニング張替集 vol.1
みなさま、こんにちは！もしくは、こんばんは！
今日はスニーカーのライニング張替修理をご紹介いたします。
ニューバランス996のバックチップ張替です！
996は1988年に発売された、ニューバランスの中でも細身でシュッとしたシルエットです。今でもスニーカー好きの心をつかんで離さないニューバランスの代表的なモデルですね。
バックチップとは画像のように、ライニング（履き口）の表側にある、ブランドロゴのあるパーツのことです。ニューバランスだとここにリフレクター（反射）がついていることが多いです。あとは合皮素材がほとんどですが、経年劣化で割れてきたり、剥がれてきてしまったりする箇所なので、レザーで張り替えをします。レザーは合皮と違って長く持ちますので、張り替えてしまえば割れや剥がれの心配をすることもありません。なお、ほとんどのスニーカーは、その構造上からバックチップを張り替える際にはライニング部分も丸ごと張り替える必要があります。
また、このバックチップに限らず、ブランドのロゴをペイントなどで再現をすることは版権の関係からできません。
レザーの色は種類もありますので、オリジナルを再現するも良し、カスタムして色を変えるのも良しです！
ニューバランス996のライニング張替です！
ライニングとは履き口部分の内張を指します。こちらのスニーカーの場合は、内くるぶしの下辺りと踵の内側に破れが出てしまっていたため、元のライニングを外して、オフホワイト色のレザーで丸ごと張り替えをしました。オリジナルは柔らかめのメッシュ生地でしたが、レザーの方が耐久性が高く、簡単に擦れて破れることはそうそうありませんので長くお履きいただけると思います。
また、ライニングの張り替えには、レザーもしくはメッシュ生地で対応をしております。しっかり目のレザーにするか、足当たりのソフトなメッシュ生地にするか、お好みをお選びいただけます。（メッシュ生地はレザーに比べて選べる色が少なくなります）
なお、弊社では基本的にライニングの全張り替えをおこなっております。その方が見た目が良いという理由もありますが、もちろん踵寄りのみの部分的な張り替えも対応しておりますので、ご要望をお聞かせいただければと思います！