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あきらめるのはまだ早い!スニーカーのソールも修理ができます!

デザインや履き心地が良くて、お気に入りで履いているスニーカー。
そんなスニーカーは長く大切に履いていきたいものですよね。
ところが、スニーカーもやはり靴。すり減りや剥がれに見舞われ、素材によってはボロボロと加水分解をすることも。
…そうなってしまったらもう捨てるしかないのでしょうか?

いいえ、まだ修理をすることでよみがえらせることもできるのです。
今回はそんなソールのお悩みに対応できる修理をご紹介いたします!

ソールがすり減ってきたときの修理方法3選!

早い遅いの差はあれど、履いていればソールは必ずすり減ります。カカトから始まって、次第につま先側にも広がっていき、いつの間にか底面の凸凹がなくなるほどになっていたりします。すり減りが強く出ていることはスニーカーにとっても、足や身体にとっても良いことはありません。
すり減りの修理ができる箇所は、カカト、全体、つま先の3種類があります。修理をするタイミングの目安はソール底面側の凸凹が平らになってつるつるになってきたときです。

①カカトのすり減り補修

●両足:2,970~4,400円(税込)

カカトのすり減りをピンポイントに補修する修理です。すり減り箇所を削って平らにならしてからゴム素材を足し、元の高さ、厚みとなるように補修をします。すり減りが強い場合はゴム素材を2層に重ねて修理をすることもあります。付け足すゴム素材は摩耗に強いタイプを使用しているため、しばらくはカカトのすり減りを気にせずにお履きいただけます。また、このゴム素材が薄くなってきたときには新しく張り替えることもできます。

カカトのすり減りがひどくなると、スニーカー自体のバランスが崩れてしまうことで足や体に負担がかかってしまったり、スニーカーによっては穴が開いてしまって雨の日に浸水が起きてしまったりすることがあります。こまめなチェックを欠かさずにおこないましょう!

②アウトソール張替(リソール)

●両足:8,250~12,100円(税込)

ソール底面全体の張り替え修理です。つま先側もすり減りが出てきたら底面全体の修理がおすすめです。
張り替え用のソールシートは
・グリップが効きやすいジグザグ模様のタイプ
・クッションの柔らかいスポンジタイプ
・スニーカーと見た目の相性の良い凹凸のあるタイプ
など、お好みのタイプを選んで張り替えることができます。また、新品のスニーカーの底面をあらかじめラバーソールで補強しておくことで、スニーカー自体へのダメージを減らし、長持ちさせることもできます。

ソール底面の凸凹がなくなっていくとグリップが弱まり滑りやすくなってしまいます。また、クッション性も低下するために足への衝撃も負担が大きくなります。特に指の付け根部分が薄くなっていくと痛みが出てしまったり、足の形も悪くなってしまったりするため、できるだけ早めの修理を心掛けたいですね!

③つま先側の補修(ハーフソール)

●両足:3,850~5,500円(税込)

スニーカーではあまり多くない修理ですが、革靴で言うところの「半張り」「ハーフソール」に該当します。ソール底面全体を張り替えるわけではなく、前足部(拇趾球から先あたり)にラバー素材などを張って補強・補修をします。また、つま先の先端だけがすり減ってしまうときにはつま先をピンポイントで補修することもできます。

アウトソール張替のところでも説明したように、前足部のすり減りは足の指の付け根に負担をかけやすくなります。お仕事やウォーキングで普段からたくさん歩く方、同じスニーカーを長く履いている方は減りやすいところですので、特に注意が必要です!

ソールが剥がれてしまったときの再接着修理!

久しぶりに履こうと下駄箱からスニーカーを出したらソールが剥がれかけていたり、お出かけ先でソールが剥がれてしまって新たに靴を購入することになったり、中古のスニーカーを購入したけど履く前にソールが剥がれてしまったり、もしかするとあなたもソール剥がれに見舞われたうちの一人かもしれません。
ソールが剥がれてしまう原因と再接着修理について説明をしていきます!

ソールが剥がれやすい状態とは?

スニーカーのアッパーとソールは、接着している接着剤が経年により劣化することで剥がれます。また、アッパーに合成皮革が使用されているスニーカーはこの合皮が劣化して剥がれてくることもあります。
特に剥がれが起きやすいスニーカーの状態は次の2つです。
・販売されてから5年、10年と時間が経っている。
・靴箱や下駄箱などで履かずに長い間保管されている。
スニーカーの接着剤も素材も湿気によるダメージを受けやすいため、できるだけ履いてあげたり、除湿剤を入れて保管してあげたり、風通しの良いところに置いてあげたりすることでダメージを小さくすることができます。

また、接着剤の劣化によらない剥がれもあります。
・指の付け根部分。
・つま先のまくり上がったアウトソール部分。
この辺りは歩くときに頻繁に曲がったり動いたりする箇所であり、負荷のかかることで剥がれが生じてきます。この場合は、剥がれ箇所以外は接着剤がまだしっかり効いていることが多いため、部分的に再接着をすると良いでしょう。

スニーカー修理専門店がおこなう再接着の工程はこれだ!

●両足:5,500円~

①元の接着剤をきれいに除去する。
古くなった接着剤と新しい接着剤は混ざり合わないため、まずは元の接着剤を徹底的に取り除きます。DIYでの修理で上手く接着ができずに剥がれてしまう場合は、この接着剤の除去作業が不足していることが意外と多いです。
②素材に適した下処理剤と接着剤を塗布する。
ソールの素材にはスポンジやラバー、ウレタンなどがあり、貼り合わせるための適した下処理剤と接着剤を塗布します。下処理剤も接着剤も「何の素材を接着するのか」がポイントになります。特にスニーカーに関しては履いたときに曲がったり捻じれたりするため、動きに追従してくれる柔らかい接着剤が必要です。瞬間接着剤のような固める接着剤は動きの負荷に耐えられずに剥がれてしまうため、使用はあまりおすすめしません。
③ズレないように接着する。
スニーカーに使用する接着剤は、液体糊のように片面に塗って乾かないうちにもう片面を重ねて接着するのではなく、接着したい両面に塗布してしっかりと乾かしてから接着します。ほぼ一発勝負となるため、ズレが出ないようにどこから接着していくか、あらかじめ想定しておいた方が良いでしょう。
④圧着する。
強く圧力を加えることで接着力を高めます。できるだけ隙間を作らないことも重要です。

再接着修理の注意点
・新品同様の接着強度を出すのは難しくなります。
・アッパーやソールの素材に劣化が出ているときには再接着修理ができないことがあります。
・エナメルや半透明ラバー、ビニル素材など接着しづらい素材もあります。

剥がれは自分で修理できるの?

先に答えを言ってしまうと、ご自分でも剥がれの修理はできます。ただし、しっかりと接着するには上で説明したような素材や接着剤に関する知識とそれなりの手間が必要となります。
ご自分で再接着修理をする際の大切なポイントを2つご紹介したいと思います。

①固めるタイプの瞬間接着剤は使わない!
瞬間接着剤は接着箇所をガチッと固めてしまうため、歩くときに曲がったり伸びたりするスニーカーとは相性が良くありません。こういった動きに対応しきれずに剥がれてしまうことになりますが、剥がれるときにアッパーやソールの素材にダメージを与えてしまうことも少なくありません。瞬間接着剤で固められてしまった箇所は除去することも、新しく接着剤を乗せることも難しくなります。

②元の接着剤はできるだけ除去する!
古くなった接着剤と新しい接着剤は別の接着剤なのでくっつくことがありませんし、混ざり合うと固まりにくくなります。元の接着剤が残っている箇所にいくら新しい接着剤を塗布しても接着することができません。しっかりと除去して、新しい接着剤が乗るようにすることが重要です。

ソールがボロボロになってしまったときのオールソール交換!

ウレタンやラバーといった素材は年月と共に脆くなっていき、ボロボロと崩壊してしまいます。これは加水分解という反応で、見るからにスニーカーの寿命だとあきらめて捨ててしまう方が多いのです。ですが、アッパーが無事ならばソールは作製することができます。そんな修理方法をご紹介します!

ソールがボロボロに崩れてしまう加水分解とは?

ソールがボロボロと崩れてしまったスニーカーを直しに修理屋さんに持っていくと「これは加水分解していますね。」と説明をされることがあると思います。しかし、加水分解とは一体どんな状態なのでしょうか?
加水分解とは、ウレタン素材が水分や空気中の湿気を吸収して起きる分解反応のことです。分解という名称の通り、表面の塗装が剥がれてきたり、素材がべたついてきたり、最終的にはボロボロと崩壊していきます。ウレタンはその素材の特性上、加水分解からは逃れられません。そして、スニーカーのソールにはこのウレタン素材が多く使用されています。

ウレタン素材が使われた主なスニーカーを挙げていくと、
・ナイキエアマックス95のエアユニットが入っているミッドソール。
・ナイキエアフォース1のカップソール内部。
・ニューバランスのENCAPと表記のあるミッドソール。
など、みなさんが履いているスニーカーにもウレタン素材は使われているかもしれません。

ちなみにゴム素材は加水分解とは異なりますが、経年で硬化していき次第に割れていきますので、ゴム素材が使われているスニーカーも寿命があると言えます。
これに対していスポンジ素材は履いているうちに目が詰まって硬くなりクッション性は低下するものの、ボロボロになったり割れてきたりすることはない素材です。

ソールが加水分解してもまた履けるように修理できる!

さて、ソールが加水分解してしまったスニーカーはアッパーだけになってしまいますが、ソールを作製する修理ができるのです。それこそが弊社の行なっている「オールソール交換」です。
オールソール交換では、素材を積み上げてソールを形成し、もう一度スニーカーが履けるようによみがえらせることができます。定番の形状は次の4つがあります。

①ウェルトタイプ  両足:16,500円~
ウェルトというアッパーとソールをつなげるパイプを巻いて作製するオールソール交換です。ウェルトを巻くことでソールにコバができ、ゴツさや重厚感を出しやすいのが特徴です。

②ウェルトなしタイプ  両足:16,500円~
上記のウェルトを巻かずにソールを作製するオールソール交換です。ウェルトがないため、アッパーとソールの間にくびれが作りやすく、すっきりした出来栄えになりやすいです。

③サイドカバータイプ  両足:16,500円~
コンバースのオールスターやVANSのオーセンティックなどのサイドカバーが巻いてあるモデル、アディダスのスタンスミスやナイキのエアフォースなどのカップソールにはめてあるモデルに対応するオールソール交換です。

④カップソールタイプ  両足:13,200~15,400円
汎用のカップソールにはめ込むタイプのオールソール交換です。側面にステッチをかけることができるので、剥がれの心配なく履き続けることができます。

その他、作製したい形状やデザインもご要望にお応えしてまいりますので、お気軽にご相談ください!

まとめ

いかがだったでしょうか?
ソールにつきものであるすり減り、剥がれ、加水分解についてご紹介してまいりました。
お気に入りのスニーカーも修理をして、また履いて楽しむことができます。
あきらめる前に修理という選択肢があることをぜひ知っていてください!

スニーカーの修理内容はこちらのページもご覧ください!
スニーカー修理のご紹介!

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